イシュタルの娘~小野於通伝~ 伝その2 燃える城
こんにちは!
歴女のミハルです。
そうして、於通は他の人にはどうやら見えていない
自分の能力をだんだんと認識していくようになって、
いやー、たいへんよね、こういう能力持ってると。
時は1580年、天正8年。
この頃は、信長の庇護の元、イエズス会からやってきた
南蛮の西洋人たちも、とっても優遇されてたりします。
だから、信長が城主だった安土城の城下町は
教会なんかも建てられたりして案外な国際都市だったんですよ!
チョンマゲのお侍さんたちに混じって、
青い目の西洋人たちもたくさんいたとか、
ちょっと想像つかないけど、すごく楽しいよね!
たぶん今の渋谷みたいな感じ。
日本もこの頃は鎖国してないし、海の外の人たちと
すごーく交流していたんだよ。
でね、おもしろいのは、新しモノ好きの信長なんかは、
首の周りにフリフリの輪っかがついた
あの頃の宣教師たちが着ていた洋服なんかを着たりしてるわけ(笑)。
頭はチョンマゲ。
もう、今の人からするとすごくセンスがないけど、
当時はそれはそれは最先端!
あと500年とかしたら、今の私たちの格好だって
けっこう笑いモノになってたりするかもね。
イシュタルの娘~小野於通伝~ 伝その1覇王の龍 於通の瞳
歴女のミハルです。
2015年の大河ドラマ、真田丸にちらっと出てきた、小野於通(おの・おつう)。
知らない人には、「これって男?女?」って感じだけど
信長にも「うわさにたがわぬおもしろき娘よ」と言わせた女性です。
この女の人が、これまたすごいんだな。
この戦国時代において、信長・秀吉・家康のスゴさを
霊力使って見抜いちゃったりして、
真田幸村のお兄ちゃん、真田信之には想いを寄せられてたりして、
なんかとにかく、こういう人っていたんだなーって。
けっこう、歴史モノってしっかり読んでいかないと
時代背景とかがついていかなかったりするけど、
私、歴女のミハルがしっかり解説しながらネタバレしていくよ!
時は1570年、美濃。
今の岐阜県のあたり。
ここって、その頃は織田信長が治めていたあたりなんだよね。
それで、ちょうどお城に帰ってきた信長公を
9歳の於通が目にするところから始まります。
その頃は、今みたいにネットとかテレビとかないわけで。
もう、そりゃあお殿様が目の前を歩くっていったら
そこらじゅう大騒ぎなわけですよ。
そしたら、於通にはとんでもないものが見えてしまった。
なんと!
信長公の背景にでっかい龍が!!!!
え?ハリウッド映画の演出じゃないよ(笑)。
当時としちゃあ、たぶんすごい想像力なんだけど、
想像とかじゃなくて見えちゃってるんだもん。