イシュタルの娘~小野於通伝~ 伝その2 燃える城
こんにちは!
歴女のミハルです。
そうして、於通は他の人にはどうやら見えていない
自分の能力をだんだんと認識していくようになって、
いやー、たいへんよね、こういう能力持ってると。
時は1580年、天正8年。
この頃は、信長の庇護の元、イエズス会からやってきた
南蛮の西洋人たちも、とっても優遇されてたりします。
だから、信長が城主だった安土城の城下町は
教会なんかも建てられたりして案外な国際都市だったんですよ!
チョンマゲのお侍さんたちに混じって、
青い目の西洋人たちもたくさんいたとか、
ちょっと想像つかないけど、すごく楽しいよね!
たぶん今の渋谷みたいな感じ。
日本もこの頃は鎖国してないし、海の外の人たちと
すごーく交流していたんだよ。
でね、おもしろいのは、新しモノ好きの信長なんかは、
首の周りにフリフリの輪っかがついた
あの頃の宣教師たちが着ていた洋服なんかを着たりしてるわけ(笑)。
頭はチョンマゲ。
もう、今の人からするとすごくセンスがないけど、
当時はそれはそれは最先端!
あと500年とかしたら、今の私たちの格好だって
けっこう笑いモノになってたりするかもね。